Japanese Husbandの日記

Japanese Husbandの日記

日本⇔ブラジル国際結婚&学生結婚したアラサー日本人アメリカ留学生の日記等。USCPA勉強中。

【賞金獲得】日本人留学生3人が会計ケースコンペに出てみた

こんにちは!

 

私が通ってる大学では、毎年この時期にビジネスコンテストと会計のケースコンペティションが行われています!今まで参加して来ませんでしたが、もうすぐ卒業ということで、重い腰を上げて会計のケースコンペの方に出ることにしました!なので、今日はそのことについて話したいと思います!

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コンペティションの概要

3人1組のチームで、各自与えられたケースについてのリサーチを行います。そして顧客が求めてることをベースにどのようなアクションが必要か、何に気をつけないといけないか、交渉するべき点等をまとめた5-6ページのMemoとExective Summaryを提出。もしファイナリストに選ばれたら、最終的に審査員の前でプレゼンテーションを行い質疑応答に答える形となっていました。

ケースの内容

ケースは簡単にいうと、風力タービンをリースするか、自分たちで作ったほうがいいか。リースするならオペレーティング・リースにしたいが問題はあるか?って感じでした。最近リースについて、USGAAPとIFRSの両方で結構大きな会計基準の変更があったので、出るだろうなーって参加する前から予想はついてました。 

チーム編成からプレゼン当日まで

ケースコンペの開催の連絡がメールで回ってきた直後に、会計の同じクラスを複数とってる同じ日本人で優秀な後輩P君に連絡しました。P君は自分よりもGPAが高く、今年の夏もBig4でインターンが決まっていて、本当に優秀です。なので彼が他のチームに入る前に確実に確保しようと思いました。数分後に承諾の連絡が返ってきて、その後2人で最後の1人に誰を誘うかについて話し合いました。その結果、別のBig4でのインターンが決まってるもうK君ではなく、今年の夏にLAかボスキャリに行く予定のBig4志望のM君に声を掛けて彼が入ることが決まりました!私達が勝てば、Mのレジュメに書ける内容も増えて彼が希望しているBig4でインターンか内定を貰える可能性が上がるだろうというお節介かも知れないけど、先輩心から誘いました。

 

チームが決まった後に教授から計12チームが参加することを告げられ、参加チームそれぞれにケースが配布されました。しかし、正直言って難しかったです。まず何を求められてるのかがよくわからない。笑

何の話をしていて、何を求めているのか、さっぱり分からない。笑

そんな状況でしたが、そこはさすがのP。ケースを読み解いて、何が必要なのかを私とMに解説してくれました。何を求められてるのかが分かった後は、みんなでリサーチ。Google先生の力を借りてリースについて検索し、分かりやすい解説を見つけました。特にお世話になったのがDeloitteが出したA Roadmap to Applying the New Leasing Standardです。興味がある人はこちらからどうぞ。

 

そんなこんなでMemoとExecutive Summaryを作成し、期限残り1時間のところで私がパワポを作成して提出。後はファイナリストまで残るかの連絡待ち。。。

 

3日後の金曜日に連絡が来て私達を含む4チームがファイナリストに残ったことが告げられました!これで賞金確定!心の声がつい漏れてしまいました。笑

 

実際にプレゼンをするまで5日間あるので、その間に微修正をしても構わないという連絡を受け、プレゼン当日までに3日間集まって修正とプレゼンの練習を繰り返し行いました。プレゼン時間が10分と短いのと、内容に馴染みが無いので何度も何度も練習をして、スムーズに出来るように努力しました。

 

プレゼン当日

当日は会計学の教授陣に加えて、大学のFinancial Servicesの職員たちが審査員として来ていました。私達のプレゼンの順番は4チーム中3番目で、他のチームがプレゼンしてる間は別室で待機をしていました。前の2チームのプレゼンが終わり、私達の番。簡単に自己紹介をした後にMが新しいASC842について以前までのASC840と比較しながら説明。緊張してましたがしっかりやってくれました!そしてPと私が新しい会計のルールがケースにどう絡むのか説明して、Journal EntryとAmortization Scheduleについて説明し、交渉のポイントを話してお終い!審査員からは具体的な額についての質問があり、どれくらいなら許容範囲でそれは交渉の対象であるというような回答をして納得してもらいました。

 

自分たちのプレゼンが終わった後は、最後のチームがプレゼンをしてる間また別室で待機。全てのプレゼンが終わった後に10分ほど審査があり、全てのチームが待機室から審査員の待つ部屋に移動しました。待ってる間は審査員の総評の真似をしてふざけていたんですが、実際は総評など無しにすぐに結果発表。呼ばれたチームは・・・・・

 

 

 

 

チーム10!

 

 

 

 

誰?笑

 

 

 

 

でもなぜか審査員達が私達の方を見てる。PとMも困惑した表情。そしてもう一度審査員達が私達の方を指しながらTeam 10!と言ってくれて私達がTeam 10だった事を把握、5秒ほど遅れながら喜ぶ私達。笑

 

その後2位と3位が発表され、閉会&食事。チームメンバーと妻と一緒にごはんを食べながら、コンペを振り返りました。実は妻も応援に来てくれていて、観客として全てのプレゼンを見ていて。そんな彼女の審査では私達のチームは2位でした。笑

別のチームのほうがプレゼンが上手くてそっちの方が勝つと思ってたそうです。笑

 

終わったあとで教授と審査員にフィードバックを貰いに行ったら、「Youのチームが1番正確にASC842について説明していてJournal EntryやDisclousreについてしっかり触れていて、数字がしっかり説明されていた」という風に、とても嬉しい言葉をいただけました!😁

 

まとめ

大学生活ももうすぐ終わる中で、今まで学んだことを活かしてケースでいい成績を残して、後輩の就職活動も助けることが出来て、とてもいい機会になりました。(賞金も頂けました😄)

会計は定期的に基準が変わり、常に学ぶ必要があるので大変ですが、これからCPAを取って(ボーナス貰えるので確実に1年目で取る予定です。)社会人として働く中でたくさん成長できる機会がありそうでとても楽しみです。

向き不向きは確実にあると思いますけど、会計の考え方や知識は活きてく上で絶対に役に立つので、これから留学する人、現在留学してる人はメジャーにしない場合でも1~2つ会計のクラスを取ることをおすすめします!会計学は卒業後にアメリカで働きたい人にはとてもおすすめなメジャーでもあります。(これについてはそのうち書きます。)

 

質問や聞きたいことがあれば気軽に連絡ください!ではでは。

 

チャオ!

 

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