Japanese Husbandの日記

Japanese Husbandの日記

日本⇔ブラジル国際結婚&学生結婚したアラサー日本人アメリカ留学生の日記等。USCPA勉強中。

ハワイで献血した話

今日はハワイの大学で献血した話について書きます。

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私は今回の献血で日米通算4回目(日本1回、アメリカ3回)になります。

回数的には全く多くないですが、それでも自分の中では達成感があります。

 

ちなみに、人生初の献血秋葉原にあるakiba:F献血ルームでした。

とっても綺麗で、漫画もたくさんあり、待合時間や献血後の休憩時間に読むことが出来て非常に快適でした。もちろん飲み放題のジュースやお菓子もありました。

 

個人の経験による意見ですが、留学生は出入国の機会が多いので献血するのが中々難しいです。特に日本だと4週間以内に海外から入国した場合は、ウイルス感染症等のリスク軽減のため、献血が出来ません。実際に日本に一時帰国した際に献血センターまで行ったけど、日本に帰ってきてから2週間ほどだったので献血出来なかった経験があります。

 

 

それでも、海外にいる時間が長くなれば現地でも献血することが出来ます。

私は車も持ってないし、住んでるところもど田舎なので、献血しにタウンの方に行くことは無いですが、私の通ってる大学にBlood Drive(献血)が2−3ヶ月に一回来ます。その時に足を運べば献血することが出来ます。2回目以降は、Blood Driveの数日前にBlood bank of Hawaiiの方から電話が来て、「〇〇日と〇〇日にあなたの大学に行くから、時間を予約して献血してくれない?」といった感じでお願いの電話が来ます。 

 

こんな風に入り口にはホワイトボードで宣伝があります。

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州や個人の性別や身長体重によって差があると思いますが、私の場合ハワイでは一回あたり約500ml献血できます。日本の最大の400mlと比べて1.25倍。さすがアメリカ。なんでも規模がでかい。日本みたいに献血量のオプションが有るのかどうかは、詳しく聞いたこと無いので分かりません。

 

献血前後に血液テストがあって、問題なければ簡易ベッドにて献血です。

秋葉原のように豪華では無いですし、お菓子やジュースの種類と質は落ちますが、イケイケの洋楽が流れる中でたくさんの学生や先生たちがベッドに横たわって献血する光景はシュールながらも良いものです。

 

 

実は、去年末に妻が自己免疫性溶血性貧血という病気になりました。病院に入院してる3週間弱の間で14ユニットの輸血を受けました。(人間の体内には約9ユニット分の血液があるそうです。)一番状態が良くないときは体内の約1/3にあたる3ユニットの輸血を1日で受けました。

それ以降、献血に対する認識が変わったというか、必要性を強く感じる機会になりました。

 

日々の生活の中で私達が提供した血液が使われてる機会を見ることはほぼ無いですし、無いに越したことは無いんですが、世界中でその血液が使われていて、それによって救われる人の命があります。

 

今までは小さな善行を通してコツコツ功徳を積めたら良いなと思っていた程度でしたが、実際に輸血で妻の命が救われたことを見た人間としては献血の必要性と重要性を言葉に言い表すのは難しいほど感じました。

 

 

日本では恩を返すという言葉がありますが、アメリカにはPay it Forwardという言葉があります。人からしてもらった親切を、別の人に親切にすることで繋いでいくという考え方です。

 

日本には寄付文化が無いから他人に優しくない国だと言う人もいますが、自分は日本人は世界の中でもトップクラスで優しい人種で律儀で情に厚い人が多いと思います。アメリカのPay it Forwardという良い文化を取り入れたら、今よりももっと良い社会になっていくんじゃないかと思います。

 

ちなみにアメリカでは報酬をもらえる献血(プラズマ)も州によってはあるみたいです。ハワイでは見たことはありませんが、別の週に留学してる友人たちで生活費の足しにするために定期的にPlasma Donationをしてる人がそこそこいます。報酬があるにしろ、無いにしろその先には救われる命があるので、

 

平成も終わり新たな時代の幕開けになりますが、みなさんもよかったらぜひ献血に行ってみてください。以下のリンクから献血センターを探すことが出来ます。

 

海外在住の方は↓

 

チャオ!